今年もあと少し^^

毎日寒い日が続きますね!
このブログを書きながら
頭から毛布をかぶってコタツでみかんを食べています。
それでも寒くて震えてます。笑

はじめまして。
同志社女子大学2回の吉田朱里と言います!
あだなはパティです。
ぱてぃこ、ぱっつぁんなど派生形は様々です。

好きなものは音楽、猫、抹茶、美味しいもの。
苦手なものは納豆と怖いモノ。
最近は和風な小物とハンバーグにはまっています~
おろしポン酢が好きです!でもデミグラスも捨てがたい!

と、食べ物ばかりですが 自己紹介はこのへんで。
すこし私がWorldShift’12に関わったきっかけを書かせてもらいます。

実は、WorldShift’12を知ったのはTwitterでした。笑
何かしたい。できたら今しかできないことした!と思っていた夏休み。
ふっと見たタイムラインにWorldShiftのスタッフ募集がリツイートされていました。
それを見て面白そうだな、と、思い、たまたま見かけたこれも何かの縁かも
とりあえず連絡してみよう、と思い説明会に行って今ここに居ます。
スタッフとして中に入ってみたら、やったことのないことばかりで、
うわあぁ!って驚くことも多かったですが
ここでなければ出会えなかった人たちに会えて、
知らなかったことが知れるのが楽しいです。
一歩踏み出してみると、物事を見る視点が変わったり。
スタッフの皆にも、出会う参加者の方にも
登壇者の方にもたくさん刺激をもらえています。

私の書いたシフトシートは「否定する」→「受け入れて刺激しあう」

自分や人の嫌なところを否定するのではなく、それも含めて全部受け入れたい。
その上で話したり、良い刺激をし合いたい、というものでした。
おばあちゃんのような、仙人のような包容力を得たかったのです。

今は変わって、「悩む」→「楽しむ!」
初公開です。笑
難しい問題にぶつかったり悩むことがあっても、それは仕方ない。
でも、今この瞬間は1度だけ。どうやったら楽しめるかな
って考えて毎日を大切にしたいです。

2012年もあと少し。
WorldShift’12もあと1回。
今年の終わりに、皆さんと会って話して同じ時間を共有できたら嬉しいです♪

WorldShift’12 vol.04
◆◇◆登壇者◆◇◆

★並河進【なみかわすすむ】
1973年生まれ。コピーライター。電通ソーシャル・デザイン・エンジ ン所属。
ユニセフ「世界手洗いの日」プロジェクトをはじめ、社会に貢献する多くのプロジェクト、企業とNPOをつなぐソーシャル・プロジェ
クトを数多く手掛ける。ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン・ク リエーティブディレクター、福井県高浜町まちづくりアドバイザーなどを務める。
2010年から上智大大学院非常勤講師。
著書に『ハッピーバースデー3.11』他。

★左京泰明【さきょうやすあき】
1979年、福岡県出身。早稲田大学卒業後、住友商事株式会社に入社。
2005年に退社後、特定非営利活動法人グリーンバードを経て、
2006年9月、特定非営利活動法人シブヤ大学を設立、現在に至る。
著書に『シブヤ大学の教科書』(シブヤ大学=編 講談社)、『働かないひと。』(弘文堂)がある。

★安田菜津紀【やすだなつき】
studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。東京都在住。
カンボジアを中心に、東南アジア、アフリカ、中東で貧困や難民の問題を取材。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。
1987年神奈川県生まれ。25歳。
2003年 高校生として「国境なき子どもたち」と共にカンボジアを取材。
2009年 日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト大賞受賞。 コニカミノルタ フォト・プレミオ。
2010年 第35回「視点」特選。共著『アジア×カメラ「正解」のない旅へ』(第三書館)出版。上智大学卒業。
2011年 共著『ファインダー越しの3.11』(原書房)出版。
2012年 第8回名取洋之助写真賞受賞

 

◎日時
2012年12月21日(金)
16:00~21:00(予定)

◎場所
㈱ウエダビル本社南ビル地下1F
〒600-8191 京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地
(京都市営地下鉄五条駅より徒歩5分)

◎チケット料金:
学生 前売り1500円/当日2000円
一般 前売り2500円/当日3000円

◎参加お申込み
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDR2SXBFUlJrYk9BUzRCNkUxbVJfWWc6MQ

◎お問い合わせ
worldshift12@gmail.com

◎イベント情報
HP :      http://worldshift12.web.fc2.com/index.html
facebook : http://www.facebook.com/events/244864712305789/

読んでいただきありがとうございました!
ご来場心からお待ちしています。
では、今日も素敵な1日になりますように★★                                          
                                                    同志社女子大学 2回 吉田朱里

目の前でフラグがたっている。

「でも…きっかけがない。」

それはウソだ。

僕の世界にも、君の世界にも、きっときっかけとなるフラグは立ちまくってる。

 

ただ、僕たちは、それをフラグと気付いていないだけ。気付く力をまだ持っていないだけ。だって、フラグは必ずしも旗の形をしていないかもしれなくて、なんかこうグチャっとしたものかもしれないのだから。

 

「…だってフラグって旗でしょ?」

 

僕たちは、旗の形したフラグに気付く力しか、まだ持っていないのだろう。

目の前でフラグはちまくっている。

 

そいつに気付くには、まず気付くことに慣れる必要がある、のだと思う。
“気付いた”というフラグに気付くことすらままならない、

 

これから意識するべきことは、「無意識」→「意識」

なんとなくで実はフラグを手に入れていて。
そんな無意識のままでは、これからは良くないんじゃないのか。

 

だから僕は、この場所をつくろうと思った。
みんなと歩幅を合わせて、一緒に考えていける場所を。

そこではみんなでかい合ってをする。 気付きが生まれていく。

 

「気付いた!!でもなんで気付けたんだろう。あ、こういうことか…!!」

 

目の前でフラグがたっている。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
WorldShift’12 vol.04 最終回

◆最終回の登壇者◆

〇並河進【なみかわすすむ】

1973年生まれ。コピーライター。電通ソーシャル・デザイン・エンジ ン所属。
ユニセフ「世界手洗いの日」プロジェクトをはじめ、社会に貢献する多くのプロジェクト、企業とNPOをつなぐソーシャル・プロジェ
クトを数多く手掛ける。ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン・ク リエーティブディレクター、福井県高浜町まちづくりアドバイザーなどを務める。
2010年から上智大大学院非常勤講師。
著書に『ハッピーバースデー3.11』他。

〇左京泰明【さきょうやすあき】

1979年、福岡県出身。早稲田大学卒業後、住友商事株式会社に入社。
2005年に退社後、特定非営利活動法人グリーンバードを経て、
2006年9月、特定非営利活動法人シブヤ大学を設立、現在に至る。
著書に『シブヤ大学の教科書』(シブヤ大学=編 講談社)、『働かないひと。』(弘文堂)がある。

〇安田菜津紀【やすだなつき】

studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。東京都在住。
カンボジアを中心に、東南アジア、アフリカ、中東で貧困や難民の問題を取材。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。
1987年神奈川県生まれ。25歳。
2003年 高校生として「国境なき子どもたち」と共にカンボジアを取材。
2009年 日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト大賞受賞。 コニカミノルタ フォト・プレミオ。
2010年 第35回「視点」特選。共著『アジア×カメラ「正解」のない旅へ』(第三書館)出版。上智大学卒業。
2011年 共著『ファインダー越しの3.11』(原書房)出版。
2012年 第8回名取洋之助写真賞受賞

 

◆日時
2012年12月21日(金)
16:00~21:00(予定)

◆場所
㈱ウエダビル本社南ビル地下1F
〒600-8191 京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地
(京都市営地下鉄五条駅より徒歩5分)

◆チケット料金:
学生 前売り1500円/当日2000円
一般 前売り2500円/当日3000円

◆参加お申込み
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDR2SXBFUlJrYk9BUzRCNkUxbVJfWWc6MQ

◆お問い合わせ
worldshift12@gmail.com

◆イベント情報
HP :      http://worldshift12.web.fc2.com/index.html
facebook :   http://www.facebook.com/events/244864712305789/

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

ぜひ、お越しください。
みなさまのご来場、心よりお待ちしております。

対話から、何かを見出していきましょう。
このWorldShift’12がみなさんにとっての「はじまり」になりますように。

 

京都工芸繊維大学4回生
山内一真(やまうちかづま) (@kazyuman125)

飲みに行こうぜ

さっぶ〜〜い〜!

めっちゃ寒いですね!

わたし大阪に住んでいて京都の大学に通っているんですけど、
今日、電車から降りて京の地に降りたった瞬間、
違う国じゃないかと思うくらい!
めっちゃ寒かった〜

みなさん!会場に来られる際はどうぞ暖かくしておいでくださいね〜!

あ!遅ればせながら、少し自己紹介をば!

京都精華大学に通います、3回生のカワセサヨです。

版画専攻で、普段学校では写真やシルクスクリーンを学び制作しています。
ただ、
アートキャンプで1ヶ月半100人で生活してみたり、
映画制作をしていたり、MV制作を手伝っていたり、
京都の観光本でライターをしていたり、、、なんだかいろいろといろいろしています。

貪欲に楽しいことだけを追い求めて貪欲に人と出会って、
よく なんか楽しそうだね! と言われます。

楽しいです。笑

あぁ はっぴー! といつも寝る前におもっております。

前回の会場では私はカメラスタッフとして動いていましたが、
ファインダー越しにみなさんの満足気な表情を見ることができて、本当に胸いっぱいな時間でした〜。

ありがとうございました!

いよいよ今週にあります第3回でもそんな素敵な顔たちを沢山見られたらな〜と思います^^

今回は「復興」をキーワードに、

LIGHT UP NIPPONの発起人の高田佳岳さん、
⇒(WEB: lightupnippon.jp Facebook: http://www.facebook.com/lightupnippon/ Twitter: @lightupnippon)

ふんばろう東日本支援プロジェクト代表の西條剛央さん
⇒(WEB:http://fumbaro.org/ Facebookページ:https://www.facebook.com/fumbaro.org Twitter:@saijotakeo)

の最高に「かっこいい大人」お二方をお迎えしお話を聞きながら、
ワークショップやシフトシートなどを使い、1日を通して
これからの世界・また自分について改めて考え、話すことができる場になっています。

私も本当にお会いしたかった方々です。

3月11日のあの日から1年と約9ヶ月が立ちました。
正直、自分の中にある「何か」への漠然としたもやもやは消えずにいます。
それは震災に対してなのか、震災を通してみえた社会なのか自分に対してなのか、

あのときたくさん使われていた「不謹慎」という言葉がありました。
もしかすると、いまする私の話も不謹慎なのかもしれません。

それでも話をさせてもらえるなら、

あれからみんなと一緒にいられる時間の大切さを毎日の様に感じます。
普通に笑ってご飯を食べられる事がどれほど嬉しいか。
手を振って「またね」と別れる時は、とても不安になった。

嬉しいことも悲しいことも後回しにしない。
どうしようもなくたって、伝えたいことは伝えたい。
もしかしたら明日にはもう願っても触れないところにいるのじゃないかと、
そう思って、後悔しないように気持ちを伝えてきた。

当たり前の事がとてつもなく幸せ。
よく言われることかもしれないけど、ほんとに、毎日をもっと一生懸命生きようとおもいました。
後悔しない はずっと念頭に置いて過ごしてきたけど、ぴりっとその気持ちがさらに引き締まった。

とにかく、この1年で考え方が凄く変わりました。

はっぴー! と寝る前に思える幸せ、
満たされた気持ちで眠ることができる人を今日から1人でも増やせないでしょうか。
不謹慎ですか。
それでも私は、
今回のイベントでなるだけたくさんの「対話」をし、
自分が思うだけで終わるのではなく、もっと行動につなげれる様に
今一度しっかり見直してみたいと思っています。

参加お申込みは、以下フォームからお願いします。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEtEU1VGeS12X0hRR3hmbllBMng3emc6MQ

とりあえず!

会わんことには始まらないゼっ

飲みに行くような感覚で、アツく語り合いましょ。(お酒はないけど)

当日、会場でお待ちしておりますー^^!!!

カワセ サヨ

——————————————————————

お問い合わせ:
worldshift12@gmail.com

イベント情報:
HP:http://worldshift12.web.fc2.com/index.html
Facebook: https://www.facebook.com/WorldShift12
Twitter:http://twitter.com/WorldShift_12

縁結びの神様よ

今日は人身事故に遭遇し、電車のなかでこの文章をメモに書き留めています。
遠くでおっさんの怒鳴る声が聞こえる。
そんなことしたってなんにもならないのにね。

ところで、『ご縁』という言葉があります。

『ご縁』があったとかなかったとか、
賽銭箱に五円玉を投げ入れ『ご縁』がありますようにやら。

一体、縁は誰が結んでいるんでしょう。

縁結びの神様に願ったところで、私の恋は成就したためしがありません。

あなたは誰が結んでいると思いますか。
実は私知ってるんです。
それは私にとって私自身のこと。

人身事故の中、暇だったので。先ほどもらったフリーペーパーを読みました。
こんな素敵な言葉とのご縁がありました。

『他人と過去は変えられないが、未来と自分は変えられる』
World shift’12と出会いを思いだします。

面白いミーティングあるけどいく?

行きます!

確かこんな感じだったでしょうか。World shift’12と出会い私の世界はみるみる色を変えました。
誰と出会うのか、誰との縁で結ばれるのかは自分の決断の先にしかないのです。
自分の決断で縁は結ばれ、未来は変わり得る。そう思っています。

このブログを読んでいる、貴方と私の縁。あなたの世界を広げてくれる人たちの縁。
World shift’12にはたくさんの人との出会いがあります。

自分も世界を広げたい。だからこのブログを読むあなたにも是非きてほしい。

そうこうしているうちに電車は動きだし、もうすぐ最寄り駅。
家でぐっすり眠ることにします。

ではまた12月8日。
会場でお会いしましょう。

アディオス。

カメラ小僧こと青野翔馬。

WorldShift’12 Vol.3

登壇者紹介:
キーワード「復興」

①高田佳岳【たかだよしたけ】
LIGHT UP NIPPON 発起人。1977年東京都生まれ。
震災の起きた3月11日から5ヶ月後の8月11日に、
東北から北関東にかけての太平洋沿岸複数箇所で
一斉に“追悼”と“復興”の花火を打ち上げようという
プロジェクトである“LIGHT UP NIPPON”を立ち上げる。
フリーダイバーとスキューバダイバーによる、海の再生プロジェクト
「Sarniku Ocean Rescue Divers」や、素潜りで海に潜り、
銛(水中銃)で魚を獲り、その漁獲量を競い合う競技
「スピアフィッシング(Spear Fishing)」など、海の魅力を伝え、
未来へ受け継いでいく活動も精力的に行っている。
WEB: lightupnippon.jp
Facebook: http://www.facebook.com/lightupnippon/
Twitter: @lightupnippon

②西條剛央【さいじょうたけお】
早稲田大学大学院MBA専任講師
1974年仙台市生まれ。哲学者として「構造構成主義」というメタ理論を提唱。
2011年4月「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、
35,000回以上、155,000品目もの物資を3000ケ所以上に届ける。
現在は仮設住宅へのPC設置、重機免許取得支援などの自立支援に注力している。
著書に「人を助けるすんごい仕組み」(ダイヤモンド社)「忘れない。」(大和書房)など。
WEB:http://fumbaro.org/
Facebookページ:https://www.facebook.com/fumbaro.org
Twitter:@saijotakeo

日時:
2012年12月8日(土)
午前11:00~午後17:00(終了予定)

場所:
㈱ウエダビル本社南ビル地下1F
〒600-8191 京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地
(京都市営地下鉄五条駅より徒歩5分)

チケット料金:
学生 前売り1500円/当日2000円
一般 前売り2500円/当日3000円
※前売り券振込期限は12月5日(水)です。

参加お申込み:

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEtEU1VGeS12X0hRR3hmbllBMng3emc6MQ

お問い合わせ:
worldshift12@gmail.com

イベント情報:
HP:http://worldshift12.web.fc2.com/index.html
Facebook: https://www.facebook.com/WorldShift12
Twitter:http://twitter.com/WorldShift_12

WorldShift=世界を変えるってなんやねん

ワールドシフトってなんやねん!
シフトフロムヒアってどない?

今でもまだ、迷走しています。
明確な答えは出ません。

あるいは正解なんてないのかもしれない。
もしくは無限大にあるのかもしれない。

ただ、イベントに関わってきて、様々な人と会って、少しだけ見えてきたことがあります。
「Shift From Here」、「対話」を掲げたWorldShift’12。
このWorldって、<自分の視点>なんじゃないか?ということ。

Worldと聞けば、地球のすべてを思い浮かべるかもしれない。
世界の平和を!と叫ぶことを考えるかもしれない。

大事なことです。
意識をすることはきっと重要であると思います。

けれど、だからって直接的ななにかを今すぐ始めるってムズカシイ。
じゃあ、今すぐ出来ることってなんだろう?
自分の今見ている世界を、Worldをすこし変えるってどうだろう?

私はこう思うよ。
こういうの経験したことあるよ!
こんなのはどう?

その考え、共有したい。
「対話」する場所を。
このWorldShift’12で。

WorldShift’12 Vol.3

登壇者紹介:
キーワード「復興」

①高田佳岳【たかだよしたけ】
LIGHT UP NIPPON 発起人。1977年東京都生まれ。
震災の起きた3月11日から5ヶ月後の8月11日に、
東北から北関東にかけての太平洋沿岸複数箇所で
一斉に“追悼”と“復興”の花火を打ち上げようという
プロジェクトである“LIGHT UP NIPPON”を立ち上げる。
フリーダイバーとスキューバダイバーによる、海の再生プロジェクト
「Sarniku Ocean Rescue Divers」や、素潜りで海に潜り、
銛(水中銃)で魚を獲り、その漁獲量を競い合う競技
「スピアフィッシング(Spear Fishing)」など、海の魅力を伝え、
未来へ受け継いでいく活動も精力的に行っている。
WEB: lightupnippon.jp
Facebook: http://www.facebook.com/lightupnippon/
Twitter: @lightupnippon

②西條剛央【さいじょうたけお】
早稲田大学大学院MBA専任講師
1974年仙台市生まれ。哲学者として「構造構成主義」というメタ理論を提唱。
2011年4月「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、
35,000回以上、155,000品目もの物資を3000ケ所以上に届ける。
現在は仮設住宅へのPC設置、重機免許取得支援などの自立支援に注力している。
著書に「人を助けるすんごい仕組み」(ダイヤモンド社)「忘れない。」(大和書房)など。
WEB:http://fumbaro.org/
Facebookページ:https://www.facebook.com/fumbaro.org
Twitter:@saijotakeo

日時:
2012年12月8日(土)
午前11:00~午後17:00(終了予定)

場所:
㈱ウエダビル本社南ビル地下1F
〒600-8191 京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地
(京都市営地下鉄五条駅より徒歩5分)

チケット料金:
学生 前売り1500円/当日2000円
一般 前売り2500円/当日3000円
※前売り券振込期限は12月5日(水)です。

参加お申込み:
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEtEU1VGeS12X0hRR3hmbllBMng3emc6MQ

お問い合わせ:
worldshift12@gmail.com

イベント情報:
HP:http://worldshift12.web.fc2.com/index.html
Facebook: https://www.facebook.com/WorldShift12
Twitter:http://twitter.com/WorldShift_12

勢いで入って、
登壇してくださる方々に、
参加して下さる方々に、
スタッフに縋って、
ここまで来ました。

考える姿を、話し込む姿を、笑顔を、会場の雰囲気を、
変わるきっかけを見つける姿を、楽しみに

名前はヨリカワナツミ、会計です。
学生です。肩書きはまだありません。
12月8日、朝10:45、受付で、挨拶からの「対話」をしたくてウズウズしているところです。

寄川菜津美

I → We

はじめましてこんにちは!まずは軽く自己紹介を。
武庫川女子大学 健康・スポーツ科学部 1回生の北之坊結佳です。
ぼうちゃんと覚えてください*
趣味は…止まらなくなるのでやめときます(笑)

さてさて。なぜ私がWorldShift’12のスタッフをしているのか。

WorldShiftの存在を知ったのは高2の時でした。
授業を通して国際協力について考える機会があり、
そこで初めて国際理解に対し興味を持ちました。
そして世界の現状を知れば知るほど感じるのは無力さ。
何かしたいけど今自分には何ができるのだろう、
そんなことを考えている時に高校の先生が紹介して下さったのがWorldShiftOSAKAだったのです。

はい、ここでブログを読破している一部の方は、
「あれ?こんな感じの話前に聞いたことある…」
と思った方がいるかもしれません。それは鋭い!!
そうなんです、1番にブログを書いてしてくれた
さやか(たかはっちゃん)と少しかぶってます。同じ高校出身なんですよ*

…話が逸れたので戻しますね。(笑)

それから大学生になってもやっぱり消えないのが
“国際協力に関して何かをしたい”という思い。
でもなかなか行動に移せずもやもやしながらすごしていた時、
今年もWorldShiftが開催されることを知りました。

そして、これはもうスタッフとして関わりたい!関わるしかない!
そしてこの経験を通して今の自分にできることを見つけたい!
とまぁ、衝動に任せて飛び込んできた感じです。
やっぱり行動しないとなにも始まりませんね。行動してみて思いました^^

そんな私のShiftシートはこちら↓↓

I → We です。

私は、他人と100%わかりあう事は不可能だと思っています。
全く同じ経験をしても感じ取り方は人それぞれ。価値観も人それぞれ。
そんな中100%わかりあうなんて無理ですよね、多分。

でも、私はわかりあう必要はなく、自分と違う価値観を持った人を
受け入れることが大切なのではないか、と思います。
自分の価値観+他人の価値観=私たちの価値観。新しい価値観が自分の中に生まれます。
自分の世界が広がりそうですよね?単純におもしろくないですか?

さらに、それぞれが他人を受け入れることでそこに思いやりが生まれる。
その輪がつながることで世界が変わる!みたいな。
世界を変えるにはまず自分が変わろう!自分の世界を変えていこう!
これが今の私にできるShift from hereなのではないか、という想いでこのShiftシートを書きました*

これを意識し実践するスタート地点をWorldShift’12にしたいと思っています。
この目標は私1人では達成できません。
みなさんの価値観をWorldShift’12という絶好の対話の場を通して私に聞かせて下さいませんか?
次の開催は12/8(土)です!みなさんの価値観に
直接触れられることを楽しみにしています!ぜひ遊びに来てください*

イベント名:
WorldShift’12 Vol.3

登壇者紹介:
今回のキーワードは「復興」

①高田佳岳【たかだよしたけ】
LIGHT UP NIPPON 発起人。1977年東京都生まれ。
震災の起きた3月11日から5ヶ月後の8月11日に、
東北から北関東にかけての太平洋沿岸複数箇所で
一斉に“追悼”と“復興”の花火を打ち上げようという
プロジェクトである“LIGHT UP NIPPON”を立ち上げる。
フリーダイバーとスキューバダイバーによる、海の再生プロジェクト
「Sarniku Ocean Rescue Divers」や、素潜りで海に潜り、
銛(水中銃)で魚を獲り、その漁獲量を競い合う競技
「スピアフィッシング(Spear Fishing)」など、海の魅力を伝え、
未来へ受け継いでいく活動も精力的に行っている。
WEB: lightupnippon.jp
Facebook: http://www.facebook.com/lightupnippon/
Twitter: @lightupnippon

②西條剛央【さいじょうたけお】
早稲田大学大学院MBA専任講師
1974年仙台市生まれ。哲学者として「構造構成主義」というメタ理論を提唱。
2011年4月「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、
35,000回以上、155,000品目もの物資を3000ケ所以上に届ける。
現在は仮設住宅へのPC設置、重機免許取得支援などの自立支援に注力している。
著書に「人を助けるすんごい仕組み」(ダイヤモンド社)「忘れない。」(大和書房)など。
WEB:http://fumbaro.org/
Facebookページ:https://www.facebook.com/fumbaro.org
Twitter:@saijotakeo

日時:
2012年12月8日(土)
午前11:00~午後17:00(終了予定)

場所:
㈱ウエダビル本社南ビル地下1F
〒600-8191 京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地
(京都市営地下鉄五条駅より徒歩5分)

チケット料金:
学生 前売り1500円/当日2000円
一般 前売り2500円/当日3000円
※前売り券振込期限は12月5日(水)となります。

参加お申込み:
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEtEU1VGeS12X0hRR3hmbllBMng3emc6MQ

お問い合わせ:
worldshift12@gmail.com

イベント情報:
HP:http://worldshift12.web.fc2.com/index.html
Facebook: https://www.facebook.com/WorldShift12
Twitter:http://twitter.com/WorldShift_12

では、当日会場でお待ちしております!
拙い文章を最後まで読んで下さりありがとうございました*

WorldShift’12 Vol.2 イベントレポート③

佐藤さん、兼松さんの講演の後、45分間のお昼休憩をとりました。
2人とも参加者の方たちと和気あいあいとごはんを食べていました。

そして、休憩後はメインテーマである、grennzが行なっている「マイ・プロジェクト」というワークショップを行いました。

復習)マイ・プロジェクトとは…?
「これやってみたいなー…」みたいな、”自分ごと”から始まったアイデアや、今もそれを達成しようとがんばっている自分プロジェクトのこと。

お昼休憩の前に自分のやっていること、それかやってみたいと思っている「マイ・プロジェクト」について書いてもらっておいたので、参加者の方がお昼休憩している間にスタッフと登壇者の2人で、その中でも面白そうなテーマを8つ独断的に選んで、それをワークショップのときのテーマにしました。

そのテーマは次の通り。

1. 食の安全について。社会的なタブーについてもっと知りたいがそのためにはどうすれば?
2. 2時間の通学時間をもっと面白くしたい!どうしたら面白くなる?
3. 東北に貢献したい!市役所で働くことによって何の意味があるの?
4. ”美容×おばあちゃん”で何かできないか?
5. カッパを釣りたい!どうしたら釣れるの?
6. ”大人”の学割プロジェクトについて。学生の学割ってお金のディスカウントが多いけど、お金に囚われない”大人”バージョンでも学割をつくりたい!価値のプラスカウントとか?
7. ディスカッションをどんどんしたい!どうやったら自発的にディスカッションをしようと思えるのか?朝ディスカッションの場をつくるにはどうしたらいい?
8. 家族の大切さを伝えたい!家族愛を人に話すことの恥ずかしさはどうしたら拭えるのか?

「1つのテーブルに1テーマ」で8つのテーブルを用意。
時間の都合上1人2つ、話してみたいなーっていうテーマのテーブルに移動します。
テーブルに広げてある大きな紙にとにかく思いついたアイデアを書き込む、という形で進めました。
なかなかアイデアの出しにくいと思われるものもあったものの、見た限りではほぼ全部のテーマにおいて多くの意見が交わされ、
「これやったら面白いんちゃう!?」
「これとこれ組み合わせたらいけるやん!」
みたいな楽しそうな声が多く聞けて、対話をしている姿を多く見ることが出来ました。

「これが答え!」っていうのを求めることを最終地点にしていないために、だからこそ、みんなが対話しあってアイデアを具現化させようと、自分が思ったことをポンポン出している姿が良かったです。

まだ話したいのにー!と言う声も多くある中、惜しくらむも時間の都合上、今でてるアイデアをまとめてもらって、共有しました。中には、「自分のやりたいことが見えました!」なんて言って下さった参加者の方もいて、本当に嬉しかったです!^^

恋せよ若者

このあとは、佐藤さん、兼松さんのトークセッション。
一番必要なことは何か、ということから「恋」をテーマに話が盛り上がりました。

「恋」って、自分にないものを持ってたりだとか、憧れを抱いている人のことを、性別問わず言うものなのだとおっしゃっていました。

学生の時に起こる「恋」というものははっきり言って奇跡。それが「愛」になるには、時間をかけてその人が自分自身の一部になっていく。最初は遠くにいたはずなのに、いつの間にかそれが ”自分事”になってどんどん近くなっていく、そういうものなんじゃないか、と。

そこで佐藤さんと兼松さんに、司会のかん奈が質問を投げかけました。
「佐藤さんと、兼松さんの気になる人、いつか会ってみたいと思う人は誰ですか?」

佐藤さん:(キューバ革命を行った革命家)チェ・ゲバラ
⇒ロールモデルとして、チェ・ゲバラ自身の生き方を尊敬しているから。毎回、ゲバラが生きていたら、これをどう思うのか、何をしたらいいのか、っていうのをゲバラが生きていると仮定して彼の視点から眺めるようにしているとときどき何かひらめくことがあるんだそうです。

兼松さん:(ほぼ日の)糸井重里
⇒「ほぼ日」というメディアを作り上げそれが確立されている、そして、20代の時に得た様々な経験から今のコンテンツが成り立っているという点で共感しつつも、対抗意識を燃やしているから。

2人の登壇者に共通していることは、そういう人や場所にいつか偶然出会ったり、行く機会っていうのが必ず現れるということ。今はまだそのときじゃないと言っていましたが、その機会が現れるのをすごく楽しみにしているようでした。

そのあと、「夫婦」という関係について。
3人とかだったら、1人がダメになったら残りの2人が助けて持ち直すことってできますよね。でも、4人とか5人とか、ましてや3人ではなく、夫婦って「男女2人の関係」ですよね。2って、すごい脆い。どちらかが倒れたら自分も倒れちゃうかもしれないし。
そう思うと2という数字で成り立つものってすごいなと。

夫婦って対話ができる関係がとてもいいと兼松さんは言います。もちろん喧嘩したり仲が悪くなったりするけど、両方が自分のなりたい自分に向かって話し合いながら成長していく。それってすごいいいことだなと思いました。

ゆくゆくは兼松さんは「夫婦のありかた専門家」になりたいともおっしゃっていました。

「夫婦になるための結婚って、”恋”や ”好き”の延長線上にあるっていうわけじゃなくて、どんなことがあっても、何が起きても学んでいこう、最後までこの人と一緒にいよう、この人としか見えない未来がある、と思える、そういう覚悟が出来る人と結婚すると考えると1人しかいないんだよね。」

佐藤さん、兼松さん、両方言いながらうんうんうなづいていて、こういうことを話している姿がもう幸せそうで、本当に合っているんだなーと仲の良さを滲み出しつつも、それと同時に”心地良い覚悟”も感じられました。いいなーと思いました。

登壇者の最後の一言で、この長々としたレポートを閉めようと思います。

佐藤さん:「恋をせよ!」大切な人を見つけて、興味を持ってワクワクする感情をもっと持とう!
兼松さん:「いつも100%で生きろ!」とりあえず、じゃなくて自分で100%選んで生きる、生きる、食べる…そういった選択を責任をもって自分で選んでいくと、大変だけど絶対楽しいものになるはず。

WorldShift’12 Vol.2 イベントレポート②

続いて、greenz編集長の兼松佳宏さんの講演です。

兼松さんのシフトシートは
「変える」⇒「つくる」

『変える』ということには対象や、善悪があります。
こういうことがよくないから、そのために何かしよう、そういった心の動きのこと。
でも、「誰が」それをよくないって決めたの?とか、そういうよくわからない問題にまで発展してしまう。

でも、『つくる』は違くて。変わっていくときに、その先に残るものをつくりたい。世の中は変わっていくけど、その中で自分がいたんだぞ!っていう証となるようなものをつくりたい。変わっていく中にもまれるだけじゃなくて、その中で自分という存在意義を持たせるようにしたい、そう込めてシフトシートを書かれたそうです。


兼松さんの簡単な紹介です。
1979年秋田生まれの勉強家。
“暮らしと世界を変えるグットアイデア厳選マガジン”「greenz.jp」の編集長。
「わたし大学院」という自分でつくった超私立大学(!)の博士課程に通い、「ソーシャルデザインと場づくり」というテーマで勉強しながら、修士一年目に著作『ソーシャルデザイン』という本を執筆しました。来年の1月にもうひとつ論文という名の著作を発表することができたら卒業、だそうです!

兼松さんの心がけていることは 、
AS SANTA AS POSSIBLE(できるだけサンタでいよう)。

兼松さんが編集長をしているgrennzなどを含め、全部 ”贈り物” をする気持ちで届けようということです。それに、兼松さんの奥さんが現在、みんなでサプライズを企画して届ける「サンタの嫁」プロジェクトというものを行っていて、奥さんがサンタの嫁を名乗っている=つまり、兼松さんはサンタ、ということになるということも理由のひとつとしてあるのだそう。

 

greenzを始めたきっかけ

兼松さんがgreenzを始めたキッカケは、2つあって、1つは「ネガティブ」なことを知ったから。ネガティブなことを知らないと、それから何とかしようと思わないですよね。

メディアが流すネガティブなニュースを、greenzではそれらの解決策を提案しよう、なにか動き出したいと思っている人たちが参考になるようなモノを提供しようと思い立ち上げたそうです。

2つ目は、社会起業家を目指す人たちの理解者になろうとしたから。greenzを立ち上げた2006年には、まだまだ社会起業家という言葉が馴染んでいなくて”変わり者”というレッテルが貼られていたそう。それではいけないと思い、そういう人たちを応援しようとしました。

greenzは、Webマガジンというウェブ上だけのものではなく、オフラインでのつながる場というものも行なっていて、アイデアはあるんだけど、どうしたらいいかわからない…というような、アイデアのたたき台にするような、ツールや場所も提供しています。

このアイデアはひとりだけ?なんて思ったら、やっぱり不安ですよね?
その人なりの100%に向けての目標を応援するように、寄り添えるように、とgreenzは考えています。

そして、greenzの本「ソーシャルデザイン」のタイトルにもなっている、greenzが考えている、『ソーシャルデザイン』とはどういうことなのか

具体的な課題の解決と同時に、新たな価値を付与する画期的な仕組みをつくること。

マイナスである社会的 課題をゼロにする(=解決する)だけじゃ、その問題を知っている人にしか「いいね!」とはならなくて、多くの人に知ってもらうには、それをプラスにして見せることでやっと「いいね!」になる。でも、それが1回で終わってしまったらもったいないから、それを何回も続けられるような仕組みをつくり、社会の役に立つ、それが重要だと言っていました。

 

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その後はいくつかgreenzに載っている面白い具体例を紹介したあと、grennzが行なっている「マイ・プロジェクト」というワークショップについての説明をしてくださいました。

マイ・プロジェクトとは…?
「これやってみたいなー…」みたいな、”自分事”から始まったアイデアや、今もそれを達成しようとがんばっている自分プロジェクトのこと。

今回行ったワークショップでは、自分のマイ・プロジェクトを他の人に聞いてもらってそこから「私も実はねー!」みたいに、どんどん人を巻き込んで新しい企画をつくって、これからの社会がもっと良くなるようにするためのアイデア出しの場をつくりました。

こうしたいと思ってるのになんでしてくれないの!じゃなくて、こういう風にさせるには、っていう「どうしたらやりたくなるのか」をデザインすることも重要な視点。

今はアイデアやビジョンを編み出すことも重要だけど、何かアクションを起こして今はこういう風になってるんだけど、ここからもっと良くするためにはどうすればいいかな?みたいな、コミットして意見を共有をしながら育てていくこともどんどん必要になってくるだろうと。

ユニークであればあるほど、早く出せば出すほど、どんどん面白いものが増えていく。また、誰かの自分事から誰かからの共感をもらいながら、どんどん思いが組み合わさってプロジェクト化していく。そういうふうにして、社会に影響を与える面白いアイデアが生まれてくるのだと。

最後に兼松さんはこう言っていました。

考えずに踊らされるっていうのは、自分はとても楽。
それは、誰かがやってくれるから。
でもこれからは、「生き方を自分で選んでいく」(=自分事)ことが必要になってくる。

でもそれって、すごく大変。
だけど、それを超えた先にはきっと素敵な未来が待っているはず。

次はワークショップ。それから、ワークショップを通して感じたことなどを、ざっくばらんに話してもらうトークセッションに続きます。

WorldShift’12 Vol.2 イベントレポート①

こんにちは!
広報担当のヒラノです。
今回は、11月10日に行われた「WorldShift’12 Vol.2」についてのイベントレポートを書きたいと思います。

「行きたかったんだけど、その前にバイトが入っちゃって…。」っていう声が多くあったので、来れなかった人にもどんな感じだったのかわかってもらえるように、頑張って書きたいと思います。

というわけで!

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前回は雨だったのですが、今回は「晴れ◎」

まずはじめにアイスブレイク。
今回は前回と違って、「じゃんけん列車」の他に「ほぼ無理ジェスチャーゲーム」をしました!

(普通のジェスチャーゲームだったら「ゴリラ」とか、「パンダ」とかそういう簡単なやつが多いと、なかなかアイスをブレイクできないのでは?と考えた企画班が、かなり難しいものだったらがんばろうとしてアイスをブレイクできるのでは?と考え、生まれた企画です。)

ex.機敏なムチ使い

Twitter係だったので後ろからみていたんですが、みなさんが何とか頑張って伝えようとしている姿がとても楽しそうに見えましたよー!

 

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そして、アイスもブレイクした後に
登壇者の佐藤慧さん、兼松佳宏さんの講演。

まずは佐藤慧さん。
佐藤さんは「ファインダー越しの3.11」の著者で、写真と文章を駆使し、人間の可能性を伝え続ける気鋭のフォトジャーナリスト。

佐藤さんのワールドシフトは
「I」→「愛」

最初に、佐藤さんがなぜ「カメラ」と「文章」というツールを使って活動をしているのか、ということについて。

カメラで物を撮るということは、絶対に自分でその場所に行って、その目で見てカメラを通して覗きこみ、その上でシャッターを切らなければならない。そういう能動的な行為があるために、「自分が何を思ったのか、何を伝えたいのか」っていうのを考えることができる。そして、その背景にある、五感で感じたものを言葉を通じて伝えるために文章も同時に使って活動している。

現在活動している”ザンビア”について。
現地で会った孤児院にいる小さい子ども。生まれたときからエイズに感染していて、20歳までは生きられないだろうと言われている。佐藤さんには最初はそういう子どもがいるという事実が、なぜだかわからなかったそう。生まれた瞬間に死ぬ運命にある人と、そうでない人がいる、その中で「死ぬ運命にある人の命には何か価値はあるのだろうか、苦しみしか残さないのではないか」、なぜそういう人たちが生まれているのだろうか、そう自問自答していました。

しかし、その質問に孤児院に住むシスターはこう答えたそう。

「この子のような儚い命があるからこそ、自分や目の前の人たちの命の大切さについて考えることができる。」

確かにエゴイスティックな考え方かもしれないけど、その子どもが周りの人間に、その子の状況をどう思うかということを考えるきっかけを与えてくれる。そういう小さなことが少しずつその子の生まれてきた価値というものを高めているのかもしれない。もっと多くの人に知ってもらい、多くのことを感じてもらい、その子の生まれてきた価値というものを高めたいと思って、佐藤さんは写真や情報を通して伝えているのだそう。

大手メディアは大体大枠としてこういうことを伝えたい、という共通認識が必要(インパクト重視なので普通の日常はなかなか取り上げられない)。なので、それに当てはまらない情報はどんどん削られていく。なので、表面はひとつに見えるけど実際はひとつではなくて多くの価値観があるということを伝えるために、フリーのジャーナリストはその価値観を伝えるために尽力しています。

このザンビアのお話の前にタイの洪水についてのお話がありました。これもおんなじこと。洪水というイメージに対して、「被害が大きい」というバイアスがかかっているために、そういう状況の様子しかメディアは流しません。なので、そこで暮らす人がいち早く仕事を探していたり、ポジティブに生きている様子はなかなか見ることができないです。そういうところにフリーの人が出向いて、内部をよく見て、それを発信するからこそ、本当はどうなっているのかということを自分たちは知ることができるんです。

”伝えることで写真を撮った人の運命は変えることはできない。しかし、伝えることでそれを見た誰かの心に種のようなものが植え付けられ、それがのちに花を咲かすような間接的な手助けとなるよう
に、写真を撮り続けています。
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続いて、震災に関して。
佐藤さんのこの言葉にはとても深く突き刺さりました。

今もなお、陸戦高田市の市街地を通る人は今はほとんどいない。むしろ、そこに住む人たちは、そこを通ることを拒んでいる。なぜか。それは、そこを通るとあまりに多くの痛みに触れてしまうから。
しかし、建物の取り壊しなどで、痛々しいものがなくなり、更地になることで、そこにある痛みを感じることができなくなってしまう。更地となり、草も生え、一見のどかな場所に見えるところでさえも、何がそこで失われたかということを知っている人にとっては、とてつもなく痛々しい光景に写ってしまうのである。

それは実際に経験することでしかわからないのか。

佐藤さんはそうではないと言っています。
人は、物事に想像力を働かせることで、すべてとは言えなくても人々が感じた思いを共有することができる。写真を通して伝えるということも、想像力の手助けとなるようにと思って撮っているのだそう。

肌で感じる震災の被害

震災当時、佐藤さんは前述のザンビアにいて、インターネット接続もままならないその地で知った、Twitterやニュースの情報に驚いたそうです。

「震災直後に200名の死体」

これはどういう意味なのかわかりますか?
自然災害が起こった場合、死者数というのは、確認をとっている時間が必要になるので、ある程度時間が経ってからわかるものです。
しかし、
この震災は地震発生直後にこれだけの死者数が判明しているということは、どれだけ被害が大きいか、大津波で流された人々がどれだけ多いかっていうことを示しています。

そこで知った200人の死。今のところ死亡が確認されたのは200人だったが、確認されていない死の総数はどれくらいになるのだろう。そのことが頭から離れなかったそう。

その後すぐに、帰国を決めて帰ってきた時に、ニュースで聞いた、「(地元の)陸前高田市は確認できません」とのことば。 人口2万人のその都市で、隣の都市との境界線がわからない、壊滅してしまったということを聞き愕然としたそうです。

その後、地元に戻る途中に父から、何とか生きているという連絡があったため、「被害は甚大だけれど人ってちゃんと生き延びられたんだ」と、少し軽く考えてしまったそう。
しかし、母が依然として行方不明であるということ、それに実際に市街地に行ってみて、つい最近まで普通に動いていたタイヤ、木材など、人々の営みがあったものが全て瓦礫となって転がっていることから、被害の甚大さを痛感したそうです。

また、被害が大きかったのは海沿いの地域だけではなくて、「内陸部」にも大きく、
①川を逆流した津波によって襲われたからというのと、
②内陸部だから大丈夫だろうと安心していた人々が多くいて、逃げ遅れたということ
が要因として考えられます。

佐藤さんがここで感じたことは、
「ここまでバラバラになった都市を見たことがない」ということ。

どんなに紛争の多い地域でも、爆弾の多く飛び交う地域でも、街を完全に破壊することはできない。必ずどこかに死角が存在します。
しかし、津波によって被害を受けた街は、津波は水が通るところに死角がないため、もろもろ全て流されてしまい、それゆえに全てが飲み込まれ跡形もなくなってしまうのです。

この震災を通して佐藤さんが考えたのは
死は確率論ではないということ。佐藤さんは、アフリカなどでもっと死が身近である地域にいるはずなのに、東北の田舎で過ごしている佐藤さんの母が亡くなってしまった。そのことから、「死っていうのは向こうからやってくる」ということをずっと考えていました。

東北で感じた、「何でこんなに苦しいのか、胸が締め付けられるのか」っていう感情は、それだけその対象のことを愛していたから、大切に思っていたからなのではないか。痛み、悲しみ、怒りを感じるのは、それだけ愛を育んできた証拠なのではないか。単なるネガティブな感情なだけではないのではないか。

東日本大震災は未曾有の大災害を引き起こしました。しかし、全てネガティブな面だけだったかというとそうではなく、周りの人たちの受け取り方次第で変わってくるもの。残した痛みを自分たちの生き方次第でどうにでもなれる。どう動くかが重要なんだと。

世の中にはたくさんの辛い事実があり、そしてまずそれを知らなければいけない。しかし、そういう辛い苦しみを伝えて多くの人に知ってもらうには、自分のやっていることでは限界があると痛感した佐藤さんは、現在、

「希望について考えている」そうです。

希望っていうのは可能性に満ち溢れている、というようなマイナス要素が全くないというわけではなく、本当は逆で、絶望であったとしても、抗いようのない出来事があったとしても、たった1%でもしがみつける何かがある、それが希望になるのではないか?それができれば人間は絶望しないのではないか?と言っています。

何の絶望のないところから希望のことばは力を持たない。本当の絶望の中からそれでも這い上がろうとして出てきた言葉というものより強い言葉はない。

佐藤さんは、この職業を通して、たくさんの絶望やどうしようもない事実を知り、ただそれを伝えるだけではなく、それでも前に進んでいけるということを伝えることを目標にしているそう。自分の生き方からというよりも、現にそうやって生きている人たちがいるから伝えられるということを示したい。そうおっしゃっていました。

復興でもそう。
…復興ってなんだろう。

いろいろあるけど、心がいかに痛くても、苦しくても、悲しくても、それとともに明日を生きていこうと思える、その一歩を踏み出そうという気持ちが「希望」であり、「復興」なのではないか。

そういうことを考えると、人生の中で起こる痛みや悲しみは、希望への糧になる。度合いが深ければ深いほど、他人への喜びも理解することができる。

I(個人的な体験)を越えて、愛(他の人たちの痛みというものを自分の中に取り入れることによって、他の人を愛する気持ちもどんどん上がっていく)へ

どうあるのかじゃなくて、どうありたいのか。
佐藤さんはそれを毎日考えて生活しているそうです。

次は兼松さんの講演のレポートです。

ニガテ→スキ

みなさんこんにちは。
Vol.1のレポートを書かせていただいたにしかなです!

改めて自己紹介を。
大阪デザイナー専門学校 グラフィックデザイン学科 2年生の西村佳奈です。
グラフィックデザインとは、簡単に言えば印刷物のデザインのことを指し、
ポスターや広告、WEBやパッケージなどの制作をしています。

WorldShift’12では主にWEB担当をしています!
本格的なWEB制作はこのサイトが初めてで、
まだまだ改良の余地はあると思いますが
より良いサイトを作っていけるよう頑張ります!

さて、私がWorldShift’12に関わろうと思ったきっかけについてですが。
「もっとWEBの勉強がしたい」
「学校の中だけではなく、他の環境に身を置いて
 新しいことを学んでみたい」
「もっといろんな人と関わって、自分では
 思いつかないような考えを知りたい」
など、細かく上げればキリがないかもしれません(笑)

でも、一番最初は「WEBの勉強をしたい」ということが一番大きかったです。
というのも、今もスタッフをしているゆきちゃんが、
WorldShift’12のWEBを作るスタッフを探していたんです。

WorldShiftについてはゆきちゃんが昨年のKOBEに参加していたので
名前は知っていたのですが、実際にどんなことをしているのか、
どういう主旨のイベントなのかは知りませんでした。

その頃はWEBに関しては勉強し始めたばかりで、
本当に自分に出来るのか不安しかありませんでしたが、
いざ飛び込んでみるとWEBに関してだけではなく
様々な価値観、考えに触れることができてとても刺激になっています!

そして、私のシフトシートはこちらです。

「好きなこと・得意なことをやる」→「嫌いなこと・苦手なことを好きになる」

私が今グラフィックデザインを学んでいるのも、
元々音楽が好きでCDジャケットのデザインをやりたいと思ったからでした。

でも、実際にデザイナーの方やいろいろな方のお話などを聞くと、
本当に好きなことを仕事に出来ている人ってほんのひと握り。

それやったら、好きなことを増やしていけばいいやん!とふと思ったんです。

私は結構人見知りで、初めて会った人と話したりするのが苦手なんですが、
WorldShift’12の当日って、スタッフ以外の参加者の方とはほぼ初対面。
スタッフが人見知りしててどうする!って思って、結構頑張ってます(笑)。

WorldShift’12に関わるようになって、最近ではいろいろな方と話したり
考えを共有することってこんなに楽しいことやったんや!って改めて実感してます。

嫌いなこと・苦手なことを好きになるのって難しいと思っていましたが
案外自分の意識、環境を変えるだけでも少しずつ変わっていくのかなと感じました。
時間はかかるかもしれないけど、少しずつでも変えていけたら。
これこそが「Shift from here」なのかなーと思います*

また、今持ってる「嫌いなこと・苦手なこと」を好きになることで、
新しい「嫌いなこと・苦手なこと」が生まれてくるかもしれません。

最初は「ちょっと苦手かな」と思っても、まずはやってみる。
失敗してもいいと思います。そこから学ぶことはたくさんあると思うので。
やらずに後悔するより、後悔するならやってから後悔したい。

これからもそれをモットーにしていけたらと思います!

さて、第3回目となる次回は12月8日。
ぜひ当日、みなさんのシフトを教えてください。
楽しみにしていますねー!

【WorldShift’12 Vol.3】

日時 : 2012年12月08日(土) AM11:00~

場所 : 株式会社ウエダ本社 南ビル B1F
〒600-8191 京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地
(京都市営地下鉄五条駅より 徒歩5分)

料金 : 学生 前売り券 1500円/当日券 2000円
一般 前売り券 2500円/当日券 3000円

主催 : Worldshift’12 実行委員会

協賛 : 株式会社ウエダ本社

お問い合わせ : worldshift12@gmail.com

詳しいイベント内容はこちらから↓
https://www.facebook.com/events/424309587630669
HP  : http://worldshift12.web.fc2.com/index.html

【登壇者紹介】
高田佳岳【たかだよしたけ】
LIGHT UP NIPPON 発起人。1977年東京都生まれ。
震災の起きた3月11日から5ヶ月後の8月11日に、
東北から北関東にかけての太平洋沿岸の複数箇所で
一斉に“追悼”と“復興”の花火を打ち上げようという
プロジェクトである“LIGHT UP NIPPON”を立ち上げる。
フリーダイバーとスキューバダイバーによる、
海の再生プロジェクト「Sarniku Ocean Rescue Divers」や、
素潜りで海に潜り、銛(水中銃)で魚を獲り、
その漁獲量を競い合う競技「スピアフィッシング(Spear Fishing)」など、
海の魅力を伝え、未来へ受け継いでいく活動も精力的に行っている。

映画「LIGHT UP NIPPON」トレーラームービー

WEB: http://lightupnippon.jp
Facebook: http://www.facebook.com/lightupnippon/
Twitter: @lightupnippon

西條剛央【さいじょうたけお】
早稲田大学大学院MBA専任講師 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」代表。
1974年仙台市生まれ。哲学者として「構造構成主義」というメタ理論を提唱。
2011年4月「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、35,000回以上、
155,000品目もの物資を3000ケ所以上に届ける。現在は仮設住宅へのPC設置、
重機免許取得支援などの自立支援に注力している。
著書に「人を助けるすんごい仕組み」(ダイヤモンド社)「忘れない。」(大和書房)など。
WEB: http://fumbaro.org/
Facebook: https://www.facebook.com/fumbaro.org
Twitter:@saijotakeo

ここまで読んでくださりありがとうございました!
当日会場にてお待ちしております!

西村佳奈